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阪神タイガースと川崎フロンターレと AKB48をこよなく愛する漢のブログです。
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富士見ミステリー文庫 野梨原花南著

見事に2007年わし的小説ランキングトップに輝いた
マルタ・サギーの最新刊が出たので早速読んだらしい。
見所はなんと言ってもマルタとマリアンナのパーティーでの
出会うシーンじゃね。あそこだけで飯3杯は余裕でいけた(謎
他にも最後の場面も良かったし、今回も大変満足できましたとさ。

ただ次が最終巻らしいのが残念、というかリッツ君と兄貴との話
とか、バーチとの対決とか、マリアンナさんとのデートやらを
一冊でまとめてしまうのは勿体無いよねぇ。最終巻を上中下巻
にするとか、読みきりを間に入れるとかがあると良いなぁ♪
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三羽省吾著 角川書店

水害により避難生活をしている村の高校野球部の一夏の
挑戦を描いた青春スポーツ小説。そんなにスポ根モノではなく
被災からの復興の方にもスポットを当てた問題提起小説
だったりする。

まずはテンポが良くてスラスラ読めたらしい。人物も多かった
けど、村の一般人以外は大体把握できたしね――ちょいと
斜め読みで失敗したところがあったので、確認のために何人
かは戻ったらしい――

あとは主人公の恋愛の要素があれば完璧じゃったんだけど、
それまで入れたら1冊で収まりきらんじゃろうからしょうがなし。
今月は中々に小説はレベルが高いのう。これも上位ランク
間違いなしですじゃ。

わしだけかも知れんけど所々で「帯ギュ」を思い出させる台詞
もあって、そこも良かった。「デモもストも~~」とか「誰にも
打たれない球を~~」とかの所ね。
伊坂幸太郎著 角川書店

三人の人物の視点から描かれているミステリー小説。
やはり伊坂さんの小説は面白いねぇ。
「オーデュボンの祈り」との繋がりもあってニヤリとできるし、
各章ごとの印鑑も分かりやすくて良かったしね♪

相変わらず伏線の張り方が絶妙で、今回も全ての伏線を
見破れず・・・。劇団は分かったんじゃけどね、あの携帯電話
の所とブンキョークでね。
ただ肝心のスズメバチを見落としてしまった。あんなに
分かりやすく書かれているのに、まだまだ修行が足りないのう。

残りの「ラッシュライフ」と「ゴールデンスランバー」は
見破れるように、じっくりと読み込んでみる。
本屋大賞に比べると、いつもはどうでも良い芥川賞・直木賞
なんじゃけど、今回はちょいと気になってた直木賞。
GOSICKの桜庭一樹さんがノミネートされてたのでね。

で結果は見事に桜庭さんが直木賞受賞されたらしい。
これでレーベル無くならなくても、未完のまま終わる
可能性が出てきたね。なんとか終わらせて欲しいけど、
ここまで評価されちゃうとなぁ・・・。

村山由佳さんのように直木賞とっても、「おいしいコーヒー
のいれ方」シリーズ書いてくれてる先生もいるから、それに
期待かな。
ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・ふぉー
新井輝著 富士見ミステリー文庫

例の如く管理人さん編に向けた本編の補完短編集。
狭霧お嬢様フラグがガンガン立ってきてるね。これは
シーナ編が終わっても楽しめそうだ♪


“文学少女”と月花を孕く水妖
野村美月著 ファミ通文庫

特別編と言うから普通の短編集かと思ったら、時系列的に
2巻と3巻の間の話というだけで、結構重要な話だったらしい。
今回もなかなかに面白かった、テーマだった泉鏡花は全然
読んだことないけどね。

このシリーズも次の卒業編で終わりらしいけど、ちょうど良い
終わり方かな。でも遠子先輩はどうなっちゃうんじゃろねぇ?
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