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阪神タイガースと川崎フロンターレと AKB48をこよなく愛する漢のブログです。
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「深海のyrr 上・中・下」

フランク・シェッツィング著 ハヤカワ文庫

ダ・ヴィンチ・コードを超えたという帯がぱっと
目を引く、海洋長編小説。

すまん、わしには合わなかった。著者は4年近く
様々な情報収集してから書いたらしいけど、
日本の捕鯨のことを作中で何度も批判してて
出てくるたびに、分厚い本を読むモチベーションが
下がる一方じゃった。

とりあえずこの著者はしつこすぎ、そこまで何度も
書くよりも、もっと短くまとめてくれよという感じじゃね。
シーシェパードなんていう環境保護テロ組織まで
実名で登場するし、最後まで日本は悪者じゃしね。

まぁ、↑な内容の上巻さえ乗り切れれば後は、
サクサクと読めたけどね。ただ、上巻のマイナス分
があまりにも大きすぎる感じ。

これから読もうという人は、まずは上巻だけを読んで
みることをオススメするぞなもし。


「ララピポ」

奥田英朗著 幻冬舎文庫

6人の登場人物が微妙に絡み合うストーリーで、
現在の日本の底辺を覗き見ることが出来る、
ちょいエロ連作小説。

この格差社会を生き抜く力強さとか、踏まれても
蹴られても、ただでは起き上がらないというような
不思議なパワーが沸いてくること間違いなし(w

主人公たちに共感するというより、こんなのね~よ
と笑い飛ばす感じのスタンスでOKじゃね。

ちなみにタイトルは「a lot of people」という
ことらしい。
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「分身」
東野圭吾著 集英社文庫

自分とそっくりなもう一人の自分の存在。
果たしてどういう運命で結ばれた二人なのか?
TV出演をきっかけに運命の歯車が動き出す・・・。

みたいな感じの長編サスペンス小説。
これはわしに一気読みさせるだけのパワーが
あったね。やはり美少女パワー恐るべし(w

物語の展開自体は、やられた~って程でも
ないけど、それでも続きをどんどん読まされて
しまう所はサスガじゃよね。

やはり後何冊かは読んでみるとしよう。


「黒笑小説」
東野圭吾著 集英社文庫

こちらの方はタイトル通りのブラックユーモア
短編小説。星新一テイストっぽい小説も結構
あったなぁ。遠い昔に星新一のショートショート
ばかりを読んでいたのを思い出したらしい(w

妄想巨乳の話や、小説賞の内輪ネタなんかが
特に気に入ったっぽい。シュールな話が多くて
サクサク読めるので、息抜きにはもってこいの
一冊じゃね♪

現在は「深海のYrr」に突入。上中下巻じゃし
なかなか読み応えがあるらしい(^^;;
「魔王」
伊坂幸太郎著 講談社文庫

特殊な能力を持った兄弟の二つの話。
「魔王」が兄の物語で「呼吸」が弟の物語。

わしが読んできた今までの伊坂さんの話とは
ちと違う感じじゃったね。どんでん返し的な
「やられた感」はまったく無く、伊坂テイストは
ちょい薄めじゃね。

いつも通りにキャラは魅力的なんじゃけどね。
わしが求めているモノとはちょいと違った感じ。


「脳男」
首藤瓜於著 講談社文庫

第46回江戸川乱歩賞受賞作。
文庫の表紙絵のインパクトが抜群な作品。
仮面ライダーに出てくる怪人の話では無く、
連続爆弾犯といっしょにいた謎の男のお話。

う~ん、話自体は面白いんじゃけど、
ちょいとわしには色々な要素の詰め込み
すぎじゃったね。

あと残念じゃったのは「ヨハネの黙示録」なぞ
MMRのキバヤシぐらいでしか知らんので
肝心なミステリ部分がワカランかったこと
かなぁ・・・。
●一般小説●
1位
ゴールデンスランバー

2位
一瞬の風になれ

3位
むかし僕が死んだ家

4位
そして扉が閉ざされた

5位
ラッシュライフ

う~ん、2008年はたいして読んでないなぁ。
まぁ、読んだ中では「ゴールデンスランバー」が
一番じゃったけどね。


●ライトノベル●
1位
マルタ・サギーは探偵ですか?

2位
文学少女シリーズ

3位
皇国の守護者

4位
黄昏色の詠使い

5位
俺の妹がこんなに可愛いわけがない

「マルタ・サギー」の二連覇じゃけど、
新作にあまり手を出してないので、致し方なし。

1位と2位は完結しちゃったので、50冊以上の
積み本の中にこれを越える作品があるとよいなぁ♪
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない2」
伏見つかさ著 電撃文庫

「乃木坂春香の秘密9」
五十嵐雄策著 電撃文庫

ヒロインが隠れオタクという同じ設定の話
(ツンデレ妹と超絶お嬢様の違いはあるけど)
じゃけに、この手の話を連続というのはサスガに
父ちゃん、おなかいっぱいじゃったりする。

というわけで、どっちも悪くは無かったけど、
「俺の妹」の方は買っても積みの方向でしばらくは
いこうかと思う。

わし的にはミステリ分が足りないので、そっち方面
を開拓したい今日この頃。「ゴシック」「文学少女」
に次ぐ新たなのは何か無いかにゃ~?
一応「神様のメモ帳」あたりを探ってみる予定。
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