舞妓Haaaan！

阿部サダオ、堤真一、柴咲コウ、吉行和子、伊東四郎

宮藤官九朗脚本、水田伸生監督、そして植木等の遺作
となった荒唐無稽なコメディー映画。

わし的にはクドカンも最近微妙じゃったけど、これは
久しぶりに何度も笑ったらしい。主演の阿部サダオが
最初から最後までパワー全開で暴れまわっていて、
なかなかに良かった。

ストーリーとか何も考えずにただ笑えばいい、そんな
映画じゃね。舞妓さんたちも綺麗じゃったし♪特に駒子
役の小出早織ちゃんが可愛かった、ケータイ刑事とか
時効警察ではそんなには思わなかったけどね♪

わしの嫌いなミュージカルの部分もあるけど、これは
そんなに悪くはなかったなぁ。真矢さんがいればこそ
じゃとは思うけどね。やはり格好良かった。

わし的評価
阿部サダオ（+5）笑いシーン四回（+4）小出早織（+3）
堤真一（+2）柴咲コウ（+2）吉行和子（+2）伊東四郎（+2）
真矢みき（+2）生瀬勝久（+1）植木等（+1）

124点

サイドカーに犬

竹内結子、ミムラ、鈴木砂羽、椎名桔平、古田新太

長嶋有の原作小説を「雪に願うこと」の根岸吉太郎
監督が映画化。

「雪に願うことも」のあのぐったりとした雰囲気もかなり
好きじゃったけど、これはこれでわし的には結構な
ヒットじゃった。

まずはなんと言っても竹内結子じゃね。ちょっとイケテル
お姉さん役を見事に演じてたね。このまま第二の山口
智子路線でいってくれい♪。

あとは、主人公の女の子もなかなかに可愛くて良かった。
これ観たら餌じゃなくて麦チョコが食べたくなってしまう事
間違いなし。

でお父さん役の古田新太も、いい味出しているしで文句
なしじゃったね。YUIの主題歌も映画に良くあった歌で
ラストを締めていたしね♪

わし的評価
竹内結子（+4）古田新太（+3）松本花奈（+2）椎名桔平（+2）
YUI（+2）ミムラ（+1）鈴木砂羽（+1）樹木希林（+1）温水洋一（+1）

117点

憑神

妻夫木聡、夏木マり、佐々木蔵之助、香川照之、西田敏行

浅田次郎の小説を原作とした、降旗康男監督による幕末
歴史映画。とんだ勘違いから貧乏神、疫病神、死神に取り
憑かれた貧乏武士の役を妻夫木聡が好演しているっぽい。

う～ん、豪華キャストによる娯楽大作なんじゃけど、なんか
ラストもあれれ？って感じじゃし、演技が微妙な役者さんが
目立つしでイマイチな評価かな。

貧乏神の所はかなり良かったんじゃけどね、その後が・・・。
まぁ、これは残念賞じゃね。

わし的評価
妻夫木聡（+3）香川照之（+2）西田敏行（+2）鈴木砂羽（+2）
佐々木蔵之助（+2）夏木マり（+1）江口洋介（+1）笑い一回（+1）
赤井英和（-1）

113点

ドルフィンブルー

松山ケンイチ、高畑充希、池内博之、永作博美、山崎努

前田哲監督による、沖縄美ら海水族館にいるイルカのフジ
の実話を基にした感動作品。副題は「フジ、もういちど宙へ」。

これは同じ動物感動モノの「星になった少年」と比べると
かなり落ちる感じがした。イルカたちと松山ケンイチは
良かったんじゃけど、永作ちゃんとか西山茉希とか
高畑充希とかが、曖昧な役どころで微妙なんじゃよね。
脇を固めてもらうために強引に役を作った感じがしたなぁ。

でもそれぞれ演技自体は悪くは無いんじゃよね、それだけに
勿体無い感じが余計にしたなぁ。池内博之の熱血漢ぶりは
わし的にはグッドじゃったしね♪高畑充希ちゃんのエンディグ
の歌も良かったけど、ウルウルくるところまでは全然いかない
作品でしたとさ。

わし的評価
松山ケンイチ（+3）フジ＆イルカたち（+3）高畑充希＆ミツキ（+2）
池内博之（+2）永作博美（+1）山崎努（+1）

112点

ザ・スナイパー

ジョン・キューザック＆モーガン・フリーマン共演の
サスペンスアクション映画のはずだった。

う～ん、面白くないわけではないけど、この題名にしては
内容が？な感じのする映画じゃったね。最初の方は、これは
期待大な展開じゃったのに、だんだんとパパと息子の物語に
なっちゃったからね。

シューターのようなスナイパー映画じゃと思ってみたら、痛い
目にあいましたとさ。でも、モーガン・フリーマンがラストを格好
良く持っていったからよしとしよう。