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阪神タイガースと川崎フロンターレと AKB48をこよなく愛する漢のブログです。
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桐野夏生著 朝日新聞社

朝日新聞に掲載されていた約600ページの長編新聞小説。
新聞小説だけあって、集団自殺、ニート、家庭崩壊などを
取り上げていて結構ダークな感じ。

長いんだけど、読み出してからは一日で読み上げたらしい。
わしの好きなハッピーエンド小説ではないんじゃけど、それでも
次はどうなるんじゃろうとページをめくる手が止まらなくなる内容
でした。出だしからして主人公はなぜ記憶を失ったんだろうって
気になるよね。ただ、記憶が戻ってからの話は長いなぁと感じた。
もっとコンパクトにまとまる内容だと思うけど、新聞に連載だから
始めからページ数とか決まってたんだろうし、しょうがないか。

最後には救われて欲しいと思ったけど、そんなに世の中は
甘くないと言うのを最後まで貫いているよね。一度落ちると
そこから這い上がるのは相当なパワーが必要らしいしね。
結局ほろ苦さが残るというか、のどに骨が刺さったままな感じの
ラストで消化不良な作品でした。
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