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昨年、田中麗奈主演で映画化された。
そのうちレンタルで見る予定。
目の見えない主人公ミチルは駅のそばでひっそりと暮らしている。
ある日その駅で事故が起きて、その日を境にミチルの
奇妙な共同生活が始まっていく。
ってな感じのストーリーです。
これもジョゼと同じで引きこもり少女の成長物語かな。
あっちは足が不自由で、こっちは目が不自由という違いがあるけど。
ミステリーでもあるんだけど、それよりも読んだ後に暖かさが残る
そんな一冊でした。乙一はこれしか読んでないけど、そのうち
強化月間をするかもしれんのう。
川上健一著 集英社文庫
青春スポーツ小説、めちゃくちゃ明るく走るのが大好きな
女の子の話。スピード感がありサクサク読めるのですが、
途中で結末が読めてしまい、最後まで一気に読むのが
躊躇われてしまいました。悲しいラストが待っています。
ららがちょっと速すぎて、リアリティが無いように感じてしまい、
途中から冷めてしまった。
そのせいで、ラストでウルウルはきませんでした。
前半のテンポは良かっただけに、わしとしては残念な一冊。
ジョッキーがかなりの当たりだったので期待して読んだ一冊。
テンポは相変わらずよく、サクサク読めます。
ただ、各章ごとに主人公が変わっていくので、
イマイチ誰に的を絞ればいいかわからん感じになりました。
キャラの魅力もジョッキーの方がありました。
もうちょいと一人に絞り込んで書いて欲しかったかな。
わし的には非常に惜しい作品です。
松樹剛史著 集英社文庫
競馬好きにはたまらない一冊。
自分の信念を貫こうとする主人公の頑固さが
もどかしくもあり、素晴らしくもあります。
憧れの兄弟子が失踪したことで、過去から抜け出せなくなった
男が、その因縁のレースで新たな未来を掴み取ろうとする。
果たして結末やいかに・・・。
色々なタイプの調教師や助手、ライバル騎手、そして馬たちが
いい味を出しています。
最後の「ショウサン」はちょっとかわいそうだったけどね(w
テンポが良いのでサクサク読める一冊です。
姫野カオルコ著 角川文庫
本屋で偶然見かけて、表紙と紹介文にひかれて手に取った
『ツ、イ、ラ、ク』(2003年の直木賞候補作)を、読んでみました。
この作者の作品は初めてだったのですが、読ませますねぇ。
話し自体は小学生から始まって、社会人まで続くわけで結構長いです。
といっても中学生時代の話がメインで、
多感な少年少女の心理描写がとても見事でした。
どこにでもいそうな少年少女達が何人も登場するので、
自分と重ね合わせることもできると思います。
(ちなみに私は三ツ矢タイプだったなぁと思ってみたり・・・)
学生時代へとタイムスリップしてみるのも良いのでは♪
ラノベの積み本もだいぶ減ってきたので、いろいろなジャンルの小説に
手を出していこうと思っちょります。
また週末にでも本屋で気になった本を仕入れてくるか♪
そして積み本が貯まっていく・・・(w