阪神タイガースと川崎フロンターレと
AKB48をこよなく愛する漢のブログです。
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新潮文庫 いしいしんじ著
「トリツカレ男」に続いて、いしいしんじ2作目は「ぶらんこ乗り」。
「トリツカレ男」が純愛ラブストーリーに対して、これは家族愛
ファンタジー物かな。
祖母が差し出した一冊のノート。それは今はいない弟が書いていた
物語などを書きとめていたノート。それを読み返しながら祖母、父、
母、犬そして弟の事を、残された姉が回想していくお話ですね。
弟の作るひらがなだけの物語が作中にいくつも出てくるわけですが
それがどれも良くできていて面白かった。中でもハト玉の話が
一番印象的だったなぁ。なんか本当の事みたいだしね。
読み始めてから時間が結構かかったけど、再開してからは
一気に読み終えました。何と言うか序盤で勝手に、弟が最後に
死ぬ話なんだろうなと思ってしまい、何となく本をめくる手が
止まってたんだけど、見事に裏切られましたね。
映画と違って小説の死亡フラグを読み取るには、まだまだ
修行が足りないのう。
ちょっぴり切ないけど、その中に暖かさも残る良いお話でした。
「トリツカレ男」に続いて、いしいしんじ2作目は「ぶらんこ乗り」。
「トリツカレ男」が純愛ラブストーリーに対して、これは家族愛
ファンタジー物かな。
祖母が差し出した一冊のノート。それは今はいない弟が書いていた
物語などを書きとめていたノート。それを読み返しながら祖母、父、
母、犬そして弟の事を、残された姉が回想していくお話ですね。
弟の作るひらがなだけの物語が作中にいくつも出てくるわけですが
それがどれも良くできていて面白かった。中でもハト玉の話が
一番印象的だったなぁ。なんか本当の事みたいだしね。
読み始めてから時間が結構かかったけど、再開してからは
一気に読み終えました。何と言うか序盤で勝手に、弟が最後に
死ぬ話なんだろうなと思ってしまい、何となく本をめくる手が
止まってたんだけど、見事に裏切られましたね。
映画と違って小説の死亡フラグを読み取るには、まだまだ
修行が足りないのう。
ちょっぴり切ないけど、その中に暖かさも残る良いお話でした。
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